目次
UTMパラメータは、シンプルでわかりやすく、信頼性の高いオンライントラフィック追跡方法です。 サードパーティCookieやFacebookピクセルの変更の影響を受けず、Google Analyticsと連動しています。
ソーシャルアカウントからウェブプロパティにトラフィックを送っている場合、UTMコードはマーケティングツールの重要な一部となるはずです。
UTMタグには、3つの利点があります。
- ソーシャル・マーケティング・プログラムやキャンペーンの価値を追跡し、ROIを測定することを支援します。
- コンバージョンやトラフィックソースに関する正確なデータを提供します。
- A/Bテストの典型的なスタイルで、個々の投稿を正面からテストすることができます。
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UTMパラメータとは何ですか?
UTMパラメータは、リンクに追加できる短いコードで、例えば、ソーシャルポストで共有するリンクの配置や目的に関する情報が含まれており、特定のソーシャルメディアのポストやキャンペーンからのクリックやトラフィックを簡単に追跡することができます。
専門的に聞こえるかもしれませんが、UTMのパラメータは実はとてもシンプルで使いやすいものなのです。
以下は、パラメータを設定したUTMのリンク例です。
UTMパラメータは、クエスチョンマークの後に来るすべてのものです。 心配しないでください。この記事の次のセクションで説明するように、URL短縮ツールを使って目に優しいリンクにすることができます。
UTMパラメータは、分析プログラムと連動して、ソーシャルメディアの成果を詳細に把握することができます。
UTMのパラメータは5種類あり、最初の3つはすべてのUTMトラッキングリンクで使用する必要があります(Google Analyticsで必須)。
最後の2つはオプションで、特に有料キャンペーンのトラッキングに使用されます。
1.キャンペーンソース
これは、ソーシャルネットワーク、検索エンジン、ニュースレター名、その他特定のトラフィックソースを示しています。
例 facebook、twitter、ブログ、メルマガなど。
UTMコードです。 utm_source
サンプルコードです。 utm_source=facebook(フェイスブック
2.キャンペーン媒体
これは、オーガニックソーシャル、有料ソーシャル、Eメールなど、トラフィックを駆動するチャネルの種類を追跡するものです。
例 cpc, オーガニックソーシャル
UTMコードです。 utm_medium
サンプルコードです。 utm_medium=paid_social(ペイドソーシャル)。
3.キャンペーン名
商品名、コンテスト名、特定のセールやプロモーションを示すコード、インフルエンサーID、キャッチフレーズなど、各キャンペーンに名前を付けて、取り組みを把握できるようにしましょう。
例 サマーセール、フリートライアル
UTMコードです。 utm_campaign
サンプルコードです。 utm_campaign=summer_sale
4.キャンペーン期間
このUTMタグは、有料キーワードやキーフレーズを追跡するために使用します。
例 ソーシャル・メディア, ニューヨーク・カップケーキ
UTMコードです。 utm_term
サンプルコードです。 utm_term=social_media
5.キャンペーン内容
このパラメータを使用すると、キャンペーン内の異なる広告を追跡することができます。
例 video_ad, text_ad, blue_banner, green_banner
UTMコードです。 utm_content
サンプルコードです。 utm_content=video_ad
すべてのUTMパラメータを1つのリンクで使用することができます。 これらはすべて ? で区切られています。 & のシンボルを使用しています。
したがって、上記のすべてのサンプルコードを使用すると、UTMパラメータを使用したリンクは次のようになります。
//www.yourdomain.com?utm_source=facebook&utm_medium=paid_social&utm_campaign=summer_sale&utm_term=social_media&utm_content=video_ad
このページでは、UTMパラメータビルダーを使用して、リンクにUTMトラッキングを追加する方法について説明します。
UTMの例
それでは、実際のソーシャルポストで使用されているUTMパラメータを見てみましょう。
InstagramやCanvaなどのトップコースをまとめました👇 //t.co/mn26eB0U4V
- SMMExpert (@hootsuite) April 24, 202
また、多くの人はコンテンツをクリックしてもブラウザのアドレスバーを見ないので、UTMコードに気づくことはありません。
出典 SMMExpertブログ
しかし、彼らはそこにいて、ソーシャルチームが後で同じコンテンツを宣伝する他のソーシャルポストと比較して、この特定のツイートの成功を評価するために使う情報を収集しています。
UTMコードを探し始めると、いたるところで目にするようになります。
UTMコードジェネレータによるUTMパラメータの作成方法
リンクにUTMパラメータを手動で追加することもできますが、UTMパラメータ自動作成ツールを使用する方がはるかに簡単です。
UTM生成ツールオプション1: SMMExpert Composer
- クリック 作成 であれば ポスト をクリックし、通常通りソーシャルポストを書いてください。 テキストボックスには必ずリンクを貼ってください。
- クリック トラッキングの追加 .
- アンダー ショートナー を選択すると、ソーシャルポストで使用するコンパクトなリンクが作成されます。
- アンダー トラッキング をクリックします。 カスタム .
- トラッキングしたいパラメータとその値を入力します(有料会員の場合は最大100個、無料会員の場合は最大1個)。
- アンダー タイプ 有料プランのユーザーは、以下の選択が可能です。 ダイナミック を選択すると、ソーシャルネットワーク、ソーシャルプロファイル、または投稿IDに基づいてシステムが自動的に値を適応させます。 それ以外の場合は カスタム をクリックすると、特定の値を入力することができます。
- クリック 適用 プレビューウィンドウにトラッキングリンクが表示されます。
ステップバイステップのウォークスルーは、こちらのビデオをご覧ください。
UTM生成ツールオプション2:Google Analytics キャンペーンURLビルダー
Google UTMジェネレーターを使用してUTMを作成し、そのリンクをソーシャルメディアの投稿に貼り付けることができます。
- Google AnalyticsのキャンペーンURLビルダーに移動します。
- リンクしたいページのURLを入力し、追跡したいパラメータの値を入力します。
出典:Google アナリティクス キャンペーン URL ビルダー
- 下にスクロールすると、自動生成されたキャンペーンURLが表示されます。
- クリック URLをショートリンクに変換する をクリックするか、または URLをコピー をクリックすると、別のURL短縮ツールを使用できます。 SMMExpert Composerでは、いつでもOw.lyを使ってリンクを短縮することができます。
- リンクをソーシャルメディアの投稿に貼り付け、まだ短縮していない場合は、短縮してください。
UTMジェネレーターオプション3:アプリ広告用Google URLビルダー
アプリを広告する場合、iOS Campaign Tracking URL BuilderまたはGoogle Play URL Builderのいずれかを使用することができます。
これらのUTMジェネレーターは、Google AnalyticsのキャンペーンURLビルダーに似ていますが、アプリを識別し、広告データを測定するためのいくつかの追加パラメータを含んでいます。
UTMパラメータの使用方法
UTMパラメータの作成方法とソーシャル投稿への追加方法を理解したことで、たった2つの簡単なステップでUTMトラッキングを使用してソーシャルメディアの結果を分析することができます。
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今すぐ無料ガイドを手に入れようステップ1:UTMキャンペーンのデータを収集する
- Google Analyticsにログインします(注:ウェブサイトにまだGAを設定していない場合は、Google Analyticsの設定方法について詳しく説明していますので、そちらをご覧ください)。
- での レポート をクリックすると、左側にある 買収 であれば キャンペーン .
- 下にスクロールすると、追跡可能なURLを作成したすべてのキャンペーンのリストと、トラフィック数およびコンバージョン率が表示されます。
ステップ2:UTMパラメータが提供するデータを分析する
このデータを分析することは、今後のソーシャルメディア活動を成功させるための重要なステップです。
- Googleアナリティクスで 輸出 をクリックすると、UTMトラッキングデータをPDF、Google Sheets、Excel、.csvファイルでダウンロードできます。
出典:Googleアナリティクス
- データをソーシャルメディアレポートにインポートし、分析することができます。
オーガニック・ソーシャルメディアの投稿と有料ソーシャルメディア広告について、意味のある指標を追跡できるように、チームと協力してください。
UTMトラッキングの9つのヒント
1.UTMパラメータを利用したソーシャルメディアROIの計測
ソーシャルメディアリンクにUTMパラメータを追加すると、ソーシャルメディア活動の価値を測定し証明することができます。 ソーシャルポストがどのようにウェブサイトトラフィックを駆動するかを上司、顧客、利害関係者に示すことができます。 リード生成、紹介トラフィック、コンバージョンについて明確に把握することができます。 そして、ソーシャルが会社の収益に与える影響について報告することができます。
また、UTMトラッキングのデータから、リードや顧客の獲得に必要なコストを算出することもできます。 どちらも、社内で予算を決定する人にとっては重要な数字です。
UTMパラメータを使用すると、かなり詳細に作業できるため、ポストごとに成功を追跡できます。 有料のソーシャルポストとオーガニックのポストの違いを明確に確認できます。 これにより、ROIをより正確に計算することができます。
UTMパラメータのもう一つの利点は、すべてのソーシャル・トラフィックをトラッキングできることです。 UTMパラメータがないと、メッセンジャーアプリなどのダーク・ソーシャル・チャンネルからのソーシャル・リファラルをカウントし損ねることになります。
特に、サードパーティーのクッキーや広告ブロックの問題により、他のトラッキングの信頼性が低下しているため、これは重要なことです。
2.UTMパラメータを利用してソーシャルメディア戦略を洗練させる
UTMパラメータにより、どのソーシャル戦略が最も効果的で、最も費用対効果が高いかを明確に把握することができます。
例えば、Twitterはより多くのトラフィックをもたらし、Facebookはより多くのリードとコンバージョンを生み出すかもしれません。
その情報をもとに、適切かつ現実的な目標を設定し、UTMパラメータを使用して進捗を確認することができます。
3.テスト用UTMパラメータを使用する
A/Bテスト(スプリットテストとも呼ばれる)は、オーディエンスにとって何が最も効果的であるかについての理論をテストし、確認することができます。
例えば、SMMExpertは最近、InstagramとLinkedInの両方で、リンクを使わない投稿の方がオーディエンスにとって効果的であることを発見しました。
動画付きのソーシャルメディア投稿はパフォーマンスが高いと思い込んでいるかもしれません。 しかし、実際にあなたの視聴者にとってはそうなのでしょうか?
UTMコードを使えば、この理論を検証することができます。 2つの同じ投稿を、1つはビデオ付き、もう1つはビデオなしで共有します。 それぞれに適切なキャンペーンコンテンツのUTMコードを付けます。どちらがより多くのトラフィックをあなたのサイトにもたらすか、すぐにわかるはずです。
もちろん、理論を証明するためには複数のテストが必要です。 動画が最も効果的であることがわかれば、どのような動画が最も効果的かをテストすることができます。 もっともっと詳しく、戦略を洗練させていくことができます。
4.内部リンクにUTMタグを使用しない
UTMコードは、特に外部ソース(ソーシャルプロファイルなど)からあなたのウェブサイトやランディングページに来るトラフィックのデータをトラッキングするために使用されます。 あなたのウェブサイト内のリンク(例えばブログ記事間)では、UTMパラメータは実際にGoogle Analyticsを混乱させ、トラッキングエラーを発生させる可能性があります。
そのため、内部リンクにUTMコードを使用することは絶対に避けてください。
5.インフルエンサーマーケティングの成果把握にUTMパラメータを利用する
インフルエンサーマーケティングは、多くのマーケターにとって重要なソーシャルマーケティング戦略です。 しかし、インフルエンサーキャンペーンのROIを測定することは、継続的な課題となっています。
インフルエンサーごとに固有のUTMタグを使用することで、インフルエンサーがあなたのサイトにどれだけトラフィックを送ったかを簡単に追跡できます。 UTMコードを使用すると、どのインフルエンサーの投稿が最も効果的かを正確に確認できます。 これにより、どのインフルエンサーが長期のパートナーシップを期待できるかを判断することができます。
6.一貫した命名規則を使用し、文書化する。
5つのUTMパラメータを振り返って、さまざまなカテゴリをどのように記述するかを考え始めてください。 一貫性を保つことが重要であることに留意してください。 一貫性のないUTMパラメータは、不完全で不正確なデータを作成します。
ソーシャルメディアUTMトラッキングを複数の担当者が行っている場合、全員が同じ見解を持てるように、ソースやメディアなどの上位項目のUTMパラメータのマスターリストを作成します。 そして、カスタムキャンペーンのパラメータを作成する際に従うべきルールを説明したスタイルガイドを作成します。
UTMコードを使用する必要があるすべての人が、このドキュメントを閲覧できるようにしてください。 ただし、変更を加えることができるのは、1人か2人の重要な人物に限定することもできます。
命名規則を文書化することで、これまでの苦労が報われ、誰が新しいUTMリンクを作成しても、御社の貴重なデータが正しいということになります。
どの記述子を使うのが最も合理的かはお客様次第ですが、すべてのUTMコードの命名規則は、いくつかの簡単なルールに従わなければなりません。
小文字にこだわる
UTMコードは大文字と小文字を区別します。 つまり、facebook、Facebook、FaceBook、FACEBOOKはすべて別々にトラッキングされます。 バリエーションを使用すると、FacebookのUTMトラッキングのデータが不完全になります。 データのトラッキング問題を避けるために、すべて小文字で管理しましょう。
スペースの代わりにアンダースコアを使用する
スペースは、同じものに対して複数のコードを作成し、データを歪ませる可能性があるもう一つの方法です。
例えば、organic-social、organic_social、organicsocial、organic socialはすべて別々にトラッキングされます。 さらに悪いことに、organic socialにスペースを入れると、URLではorganic%20socialになります。 すべてのスペースをアンダースコアに置き換える。 この決定をUTMスタイルガイドに記録し、一貫性を保つことができるようにします。
シンプルであること
UTMコードがシンプルであれば、使い方を間違えることも少なくなります。 また、シンプルでわかりやすいコードは、分析ツールでの作業も簡単です。 コードが何を指しているのかが一目でわかるので、チームメンバーも安心です。
コードに異常がないか、定期的にレポートを確認する
標準化されたリストとスタイルガイドを使用しても、ヒューマンエラーは起こり得ます。 分析とレポートに目を配り、UTMコードの誤入力に注意し、データに歪みが生じる前に修正することができます。
7.リンクをコピー&ペーストする際のUTMパラメータに注意する。
リンクをコピーして自分のコンテンツに貼り付ける場合、誤って無関係なUTMコードを含めないように注意してください。
例えば コピーリンク の機能を利用すると、Instagramは自動的に独自のUTMコードを追加します。 このInstagramの投稿を見てみましょう。
この投稿をInstagramで見るA post shared by SMMExpert (@hootsuite)
を使用しています。 コピーリンク インスタグラムからの特集、提供されるリンクは//www.instagram.com/p/CNXyPIXj3AG/?utm_source=ig_web_copy_link
出典:Instagram
このリンクを貼り付ける前に、自動的に「ig_web_copy_link」を削除しないと、自分のUTMのソースコードと衝突してしまいます。
同様に、手動でURLを入力したり、検索エンジンからクリックするのではなく、リンクをクリックしてコンテンツにアクセスした場合、アドレスバーにUTMパラメータが表示される可能性が高くなります。 新しいソーシャル投稿にURLを貼り付ける前に、これらのパラメータ(クエスチョンマーク以降すべて)を削除していることを確認してください。
8.スプレッドシートでUTMリンクを追跡する
UTMコードを使い始めると、トラッキングするリンクの数はあっという間に増えていきます。 スプレッドシートに整理しておくと管理がしやすくなり、重複リンクの排除にも役立ちます。
スプレッドシートには、各短縮リンクをリストアップし、短縮前の完全なURL、個々のUTMコード、短縮URLの作成日を記録します。 重要な情報を記録できるように、メモ用のフィールドを残しておきます。
9.複数投稿のキャンペーンプリセットを作成する
SMMExpertチームプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランでは、管理者とスーパー管理者がUTMコードを保存するキャンペーンプリセットを作成できます。 チーム内の各ユーザーは、数クリックでキャンペーン内の投稿にそのプリセットを適用することができます。
これにより、各パラメーターを手入力する手間を省くことができ、また、誤って微妙に異なるコードを使用してデータが歪む可能性もなくなります。
プリセットは、キャンペーン用のプリセットと、ソーシャルメディア上の投稿で公開されるすべてのリンクに適用されるデフォルトのプリセットを作成できます。 一度設定したプリセットは、チームメンバー全員が使用できるようになります。
楽しい事実 UTMはUrchin Tracking Moduleの略で、Web解析ソフトの開発元であるUrchin Software Companyに由来する。 Googleは2005年に同社を買収し、Google Analyticsを開発した。
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