Instagramのユーザー数は2017年に3分の1増加しました。 ユーザー数が10億人に達するのもそう遠くはないでしょう。 また、エキサイティングな変化や新機能が目白押しで、年を追うごとに良くなる一方です。

しかし、最強のInstagram戦略を持つブランドであっても、ユーザーの期待はプラットフォームと共に進化するため、今日の戦略が将来の結果を保証するものではないことを、先を見据えておく必要があります。

一歩先を行くために、2018年以降のInstagramについて、専門家の意見を参考にした予測をまとめました。

予測1：幅広い年齢層のユーザーがInstagramに参加するようになる

Instagramの月間アクティブユーザー数は8億人を超え、その勢いは衰えることを知りません。 これらの新規ユーザーの多くはジェネレーションZに属しており、マーケティング担当者はこの重要な層を知ることが賢明でしょう。

また、Instagramは高齢者の間でも人気が高まっています。現在、Instagramを利用している45歳から54歳の若者は、13歳から17歳の若者よりも多くなっています。

InstagramがFacebookに代わってブランドの新たな拠点となるにつれ、あらゆる企業のソーシャル戦略に欠かせないものとなっていくでしょう。 あなたの顧客が誰であるかにかかわらず、今後数年間はInstagramを利用する可能性が高いのです。 Instagramを利用している企業はすでに2500万社ありますが、この数は今後数年間で劇的に増加すると思われます。

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予測2：拡張現実はInstagramで爆発的に普及する

Facebook F8開発者会議では、拡張現実（AR）が話題になりました。 マーク・ザッカーバーグは、FacebookのARエフェクトスタジオが2018年にInstagramにデビューすることを発表しました。

この機能により、誰でもカスタムフィルターやフェイスエフェクトなどのビジュアル要素を作成できるようになり、ストーリーズの中でユーザーやその周囲とインタラクションすることが可能になります。

また、Instagramでは、ユーザーがフォローしているアカウントに応じて、提供するエフェクトをカスタマイズする予定です。 Snapchatのようなプラットフォームと比較して、よりカスタマイズされた体験を提供します。 ユーザーは、ストーリーフィードで見たエフェクトやフィルターを試すことができ、シェアできる要素を追加します。

インタラクティブコンテンツは成長トレンドであり、AR/VRはその中で大きな役割を果たすでしょう。 2020年までに、収益は1620億ドルを超え、1億3500万人がユーザーになると思われます。 InstagramのZ世代ユーザーの22％は、すでに毎月ジオフィルターを使っていますが、このおなじみの機能の追加は、特に歓迎されると思われます。

ARの可能性は無限大で、商品・サービスのバーチャル体験や、店舗・イベントの360度全景を見ることができます。 この新しいテクノロジーを活用し、楽しくて没入感のあるコンテンツを作成した企業は、大きな利益を得ることができるでしょう。

予測3：ハッシュタグ戦略がこれまで以上に重要になる

2017年末、Instagramはアカウントだけでなくハッシュタグをフォローするオプションを追加しました。 この変更により、ユーザーは興味のあるコンテンツをより多く見ることができ、トピックごとにフィードをキュレーションできるようになりました。 そして、F8開発者会議では、まもなくトピックごとにグループ化される「Explore」セクションの変更を発表しています。

トピックには関連するハッシュタグが付けられ、ユーザーはニッチなカテゴリーや興味に深く入り込むことが容易になります。

ハッシュタグは、投稿の認知度を高めるための重要なツールですが、今回のアップデートでその重要性がさらに高まりました。 ハッシュタグの上限を30個にして、ベストを尽くすのではなく、ターゲットオーディエンスがフォローしているハッシュタグを調査し、戦略的に使用することが重要です。

この変更が適用される前に、ハッシュタグを使いこなし、視聴者を増やす方法を学びましょう。

予測4：ライブ動画が王者になる

ここ数年、岩の下にでもいない限り、ソーシャルビデオが爆発的に普及していることはご存知でしょう。 2017年、Instagramは、ユーザーがビデオを視聴する時間が前年比80％増加したと報告しました。

同期間に動画コンテンツは4倍に増え、毎日3億人以上がInstagram Storiesを視聴しています。 現時点では、動画がInstagram戦略の一部であることに疑問の余地はなく、今後ますます重要性が増すでしょう。 特にライブ動画は、ユーザーにとって飽きることがないように思われます。

LivestreamとNew York Magazineの調査によると、82％のユーザーがソーシャルポストを見るよりもライブビデオを見たいと思っていることがわかりました。 Ciscoは、ライブビデオは2016年から2021年の間に15倍に成長すると予測しています。 そしてユーザーは他のタイプのビデオと比較して、ライブコンテンツを見るのに3倍の時間を費やします。 Instagramがユーザーのエンドレス修正に得点するためにビデオチャットを開始することに決めたのも不思議ではありません。

ライブビデオは敷居が高いですが、絶好のチャンスでもあります。 観客は単に楽しませるだけでなく、会話をしたいと思っています。 あなただけが話していては、観客の注意を引くことはできません。

ライブビデオのベストプラクティスをマスターして、視聴者とのつながりを深めるためにこの形式を使い始めましょう。

予測5：Instagramが顧客の買い物の仕方を変える

ビジュアル重視のInstagramは、商品をアピールするのに最適な場所です。 友達や家族の投稿を見たいFacebookとは異なり、Instagramのユーザーはブランドを発見し、フォローすることに熱心です。 エレベーターに乗っている間に、Instagramの投稿からショッピングカートまで移動したことがない人はいないでしょう。

2017年末にアプリ内ショッピングがデビューし、Instagramコマースはさらに大きくなろうとしています。 ユーザーはブランドアカウントから直接ショッピングができ、画面をタップしてアイテム詳細を確認し、直接ウェブサイトに移動して購入できます。 ブランドは1投稿につき5商品まで、カルーセルにつき20商品のタグ付けが可能です。

SMMExpertのCEOであるライアン・ホームズが指摘するように、アプリ内ショッピングはWeChatのような北米以外のプラットフォームでは古くからあるものです。 しかし、北米が追いついてくると、オーディエンスやブランドは今後数ヶ月のうちにInstagramでの販売に大きな焦点を当てることが予想されます。

タグを付けておけば売れるという単純なものではありません。 むしろ、販売する商品の可視性が高まった分、目立つように努力する必要があります。 これまで通り、クリエイティブで目を引く、魅力的なコンテンツに焦点を当てる必要があるのです。

この新機能を使った販売促進のヒントをご紹介します。

予測6：インフルエンサーマーケティングは、戦略上不可欠な存在になる

インフルエンサーマーケティングは、Instagramの利用者の大半を占める若いユーザーに非常に効果的です。 また、Z世代では、オンラインインフルエンサーは有名人以上に購買決定に対して影響力があります。 彼らの価値は数字でも裏付けられており、企業はインフルエンサーマーケティングに1ドルかけるごとに6.50ドルの投資対効果を報告します。

この流れを認識したInstagramは、インフルエンサーマーケティングのためのツールやガイドラインを作成しています。 例えば、2017年末にはPaid Partnerships機能を導入し、投稿がスポンサー付きであることを明確にしています。

Instagramのミレニアル世代とZ世代のユーザーは、宣伝されることを気にしていませんが、正直さと透明性を求めています。 この新機能により、企業とインフルエンサーは、その関係を明確にすることができます。

ブランドの価値観や声と一致するインフルエンサーは、大きな資産になります。 口コミは購買決定の20〜50％を占め、ブランドの信頼性と知名度を高めます。

インフルエンサーマーケティングを戦略の一部にすることは、2018年以降も賢明な行動です。 Instagramインフルエンサーとの協働のためのガイドをチェックして、始めましょう。

予測7：いじめ防止フィルターが、Instagramを誰にとってもよりポジティブな空間にする

ソーシャルメディアは、結婚式のハッシュタグや犬の写真ばかりではなく、暗い裏の顔も持っています。 近年、いじめや嫌がらせは、すべてのソーシャルメディアプラットフォームにとって重要な懸念事項として浮上しています。 そのため、Instagramがいじめフィルターを開始するという発表は、多くのユーザーにとって歓迎されたものでした。

これは、ブランドよりも個人ユーザーへの影響が大きいと思われますが、より安全で快適なプラットフォームとなることでしょう。

予言8：変化に対応する必要がある

今、Instagramの企業は高いエンゲージメントの波に乗っています。 しかし、それは永遠に続くわけではありません。 さらなるアルゴリズムの変更は避けられず、Facebookに見られるように、エンゲージメント率に影響を与えるでしょう。

また、インスタグラムの人気が高まるにつれ、ユーザーは飽和状態に達し、フィードに無限に続くコンテンツのパレードを調整し始めるかもしれません。 企業は、時間の経過とともにオーガニックリーチの減少を予想する必要があります。

そうなれば、質の高いコンテンツと多様な広告戦略に注力することが最良の戦略となります。 一つの試行錯誤が永遠に続くとは思わないでください。 ストーリーハイライトなど、Instagramの新しい機能に注目し、それを戦略に取り入れることで新鮮さを維持しましょう。 定期的にマーケティング戦略を評価し、調整しましょう。

最も重要なことは、視聴者の声に耳を傾け、頻繁に視聴者と関わることです。

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はじめに